だいぶ昔の話になるけれど、学生時代は麻雀なんて言う社会交流もあるから、煙草も少しは必要なアイテムではある。
タバコとコーヒーとの関係だ。ニコチンとカフェイン。
打ち消しあうニコチンとカフェインの作用
タバコとコーヒー。
すなわちニコチンとカフェインの関係。
通常、朝起きたばかりの時は一日で一番、体内のニコチン濃度が低い状態であり、その状態での一服は非常にだるくなる(要するに効き目が強く表れる)のだけれど、コーヒーを飲んだ後では、あまりそうならないことは経験している人も多いと思う。
おそらくは、コーヒーのカフェインによる覚醒効果が煙草のニコチンによる倦怠感を打ち消してしまうのだろうと推測する。結果として、吸いすぎの原因になるのではないだろうか?
もし疑わしければ、コーヒーを2杯ぐらい飲んで試してみていただければ体感していただけると思う。
酒もそうだけど、これ系の嗜好品はだるくなるのを求めてしまう節があるのだろうけれど、非常にたちが悪いと思うのは、このような、体に対して非常に悪い状態を強いているのにもかかわらず、それに気付かせないことだ。
そんなことを考慮すると、通常、お酒と一緒の喫煙は体にきわめてよくないとは言われてはいるが、効果を打ち消してしまうことを考慮すると、コーヒーとの摂取がより危険なのではないかと思われるところだ。求めている効果を得るためには、より沢山の摂取をしないとならなくなるからである。
喫煙習慣のある方はコーヒーにより本数が増えているかもしれないので、注意です。
禁煙した時の好転反応について
もうかなり昔の話になりますが、タバコをやめたときの体験談です。
私の場合、とりわけヘビースモーカーでもなかったので、やめる時はたいした苦労はありませんでした。
ニコレットを1箱買ったけれど、半分も使わず、今思えば、フリスクで十分だったんじゃないかというレベル。
体への反応ですが、禁煙開始から、一週間ぐらいすると黒っぽいものが混じった痰が出てきました。
これは結構心配になる現象なので、いろいろ調べてみると、遺物や痰の排出を担っている気管支の繊毛がまともに働き始めたということの証のようです。
気管支の繊毛が活発になると気管支にこびりついたタール類(いわゆるヤニ)を排出しようとする。その結果、気道についたタール類が黒い痰となって出てくる。ということのようです。
私の場合、2週間で出なくなりました。個人差はあるのでしょうが。
それと、その痰が終わるころから、今度は不思議と咳が出るようになりました。
おそらく煙草の煙で気管支が麻痺していたと思われ、それが正常化してきたのでしょう。
外的な刺激による反射が起こるようになったのだと考えています。
言い換えれば、タバコを吸っている間はタールの壁で防御され、異物もスルーパスだったということでしょうか。
そう考えると恐ろしい。
いずれにしても呼吸器官がまともに反応するようになる好転反応の一つのようです。
一番うれしいのは、匂いがよくわかるようになることですね。
食事もよりおいしく感じるようになったのを覚えています。
百害あって一利なしなどという極論は言わないけれど、やっぱりタバコはやめられるならやめた方がいいですね。
アルコールについては、プチ禁酒の効果を以下に書いています。
読んでいただければ幸いです。
嗜好品はほどほどに、健康になりましょう!